個人事業主の努力が報われない本当の理由｜7年間のWEB集客で気づいた5つの盲点

「こんなに頑張っているのに、なぜか売れない…」
「お客様のために！と身を粉にして尽くしているのに、問い合わせにすら繋がらない…」

もしあなたが、そんな風に感じているなら、この記事で原因が解決できます。

実は、その「報われない努力」の原因は、あなたの頑張りや商品が足りないからではありません。

むしろ、真面目で努力家な人ほど陥りやすい、ある「思考の盲点」に原因があるんです。

この記事では、私が7年間のWEB集客経験の中で見つけ出した「努力が空回りする5つの罠」と、そこから抜け出し、あなたの努力を正しく成果に繋げるための具体的な思考法をお伝えします。

この記事を読めば、あなたの努力が正しく成果に繋がる、効率的な道筋が見えてきます！

なぜ、個人事業主の努力は報われないのか？

まず大前提として、今この文章を読んでいるあなたは、とても真面目でお客様想い、そして真摯に努力を積み重ねることができてしまう、素敵な事業主の方だと思っています。

「もっとお客様に喜んでほしい」
「自分のサービスで、誰かの役に立ちたい」

その一心で、毎日たくさんの作業をこなし、スキルを磨き、走り続けているのではないでしょうか。

でも、ふとした瞬間に、こんな風に感じてしまうことはありませんか？

• 「価格を下げて頑張っているのに、理想のお客様と出会えない…」
• 「完璧な商品を作れば売れるはず…と、リリースに恐ろしく時間がかかる…」
• 「SNSもブログも、毎日発信しているのに、全く手応えがない…」

何を隠そう、これらはすべて、過去の私がどっぷりハマってきた「罠」です笑。

お客様のご要望に応えようと、自分の得意ではないデザインの仕事を受けたり、徹夜で作業したり…。

「お客様のために」という想いから、自分の「書く」という強みを活かすのではなく、安い価格のプランを提案して、疲弊してしまったこともありました。

でも、ある時ふと気づいたんです。

あれ、これって本当に、お客様のためになってるのかな？

価格で選ばれた結果、本当に理想のお客様と繋がれているんだろうか？

そこから私は、自分のサービスの在り方を、何度も何度も軌道修正してきました。

お客様の声を聴き、何が本当に求められているのかを考え抜き、サービスをブラッシュアップさせてきました。

その7年間の試行錯誤の中で見つけ出したのが、ここからお伝えする「努力家な方が陥る5つの思考の盲点」の正体です。

もし、あなたが過去の私と同じように「頑張っているのに、なんだか報われない。成果が出にくい…」と感じているなら、ぜひこの先を読み進めてみてください。

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ここからは、具体的な5つの罠について、一つひとつ解説していきます。

ご自身がどの罠にハマってしまっているか、チェックしながら読み進めてみてくださいね！

良かれと思ってやってしまう「善意の安売り」

「お客様のために」と考え、サービスの価格を下げてしまう。

でも、少しだけ思い出してみてください。

無料でもらった公式LINEなどのプレゼント資料と、あなたがお金を払って買った本。

どちらを真剣に読み、自分のものにしようとしますか？

人は「痛み（＝お金を払う）」を感じてこそ、その対価として得られるものに価値を実感し、本気で向き合うんです。

その結果、一部のお客様は「損をしてもこれくらいならまあ…」という気持ちで、事業の整理に本気でお時間を取れず、私は毎週進捗フォローのご連絡を差し上げ続け…お互いにとって最善の結果に至らなかった経験もあります…！

安売りは、お客様の「本気」を奪う行為にも繋がりかねません。

本当にお客様のためを思うなら、自信を持って適正な価格を提示し、その価値を全力で提供すること。

それが、お客様への最大の「善意」だと私は考えています。

「良い商品さえ作れば売れる」と考え、「完璧な商品」を作り続ける

これも、作り手の視点に立った、非常によくある思い込みです。

ビジネスの原点は、常に「見込み客を集めること」から始まります。

一番最初に商品開発をする時は、「集客が先、商品が後」の順です。

まず、あなたの価値観や考え方に共感してくれる人を集める。

そして、その方々が「何に困っているのか」「何を欲しているのか」を深く聞く。

その答えとして、商品やサービスを提供する。

この順番で進めれば、「せっかく時間をかけて作ったのに、全く売れない…」という残念な事態を、避けることができます。

私の今のコンサルティングサービスや、ホームページ制作も、最初から完璧な形だったわけではありません。

お客様の声を聞きながら、「こんな情報も必要かも」「このサポートがあったら喜ぶかな？」と、何度も形を変えて出来上がったものです。

「長文は読まれない」という「短い文章の方が良い」思い込み

これも、一見正しそうに見える、巧妙な盲点です。

確かに、あなたに全く興味のない方にとっては、長い文章は苦痛でしかありません。

でも、本当にその情報に価値を感じ、購入を検討しているお客様は、行動を決めるために「全ての情報」を求めています。

なぜなら、情報が不足していると、人は不安で行動（購入）できないからです。

私のホームページの文章が、他の方と比べて長かったり文章情報量が多いのは、この原則を理解しているからです。

ご参考：ホームページ制作（M.design 公式ホームページ）

「なんとなく良さそう」で終わらせず、「この人なら信頼できる」と心から納得していただくために、あえて多くの情報を載せています。

そして、その文章を最後まで読んでくれる人こそが、私にとっての理想のお客様なのです。

「自分がリードしなきゃ！」と「自分が話し続ける」盲点

そう思って、商談や個別相談の場で、あなたが一方的に話しすぎていませんか？

実は、セールスライティングで定評がある神田昌典さんも、「できる営業マンは、しゃべらない」と著書の中で仰っています。

ご参考：あなたの会社は90日で儲かる

お客様に「どんなことで困っているか」「どうなりたいか」を、たくさん話してもらう。

すると、お客様は話しているうちに、だんだんその商品が欲しくなってきて、自分で自分を「説得」し始めるんです。これを心理学で「自己説得」と言います。

たくさんの質問を投げかけ、お客様自身に「どう思うか」を考えてもらい、ご自身の口から答えを出していただくことを、何よりも大切にしています。その方が、納得感が全く違うんですよね！

（後にご自身で自走できるようになって欲しい意図もあります。）

あなたが話すのではなく、お客様に話してもらう。その中で、「あなたの商品はそもそも必要なのか」を正直に判断の上お伝えし、「なぜあなたの商品が必要なのか」気づいてもらう。

ぜひ、次の商談から意識してみてください。

「売ることがゴール」、「売るのが目的」になっている

そして、これが最も根深く、多くの人が気づいていない盲点かもしれません。

集客を「売ること」だと勘違いしてしまうことです。集客の本当の目的は、商品を売ることではありません。

あくまでの、ご縁をいただいたお客様との「信頼関係を築くこと」です。

「この人と繋がれてよかった」

「この人の発信は、いつも役に立つ」

そう思ってもらうための活動の一つが、集客なんです。

その信頼関係の先に、ご縁があれば、自然と商品は売れていきます。

「売る」という意識を手放したとき、皮肉なことに、あなたのビジネスはもっと楽に、もっと大きく成長していきます。

WEB集客の大きな流れや、資産化する方法は下記の記事で詳しく説明しています。

努力の方向性を変えて、賢く成果を出そう

今日お伝えした「努力家な方が陥る、5つの盲点」を、もう一度おさらいします。

もし、あなたが今、頑張っているのに成果が出ずに苦しんでいるなら、この中のいずれかの盲点にハマっているかもしれません。

でも、大丈夫です。大切なのは、根性でさらに頑張ることではなく、一度立ち止まって「考え方」をシフトすること。

お客様の心を掴み、感情的なつながりを持つこと。

最終的に行き着くのは、いつも「お客様のために」この視点です。

この記事が、あなたの努力を正しい方向へ導き、ビジネスを飛躍させるきっかけになることを願っています！